2012年12月12日水曜日

ゴールドベルク変奏曲

この曲は、不眠症に悩むカイザーリンク伯爵のために作曲されたとあって、癒やし効果満載の曲です。

Gの澄みきった天上の音から始まり、ゆったりとしたアリアが心をほぐします。
そして次々と続くバリエーションは、聴く人の心を明るく鼓舞するように導いていくのです。

聴く人はその日にあったこと、またはその日周辺にあった事柄を思い出しながら聴くことになるでしょう。
嫌な思い出、辛かったことを、忘れさせるのではなく、前向きに自分に都合のよい解釈に変えてしまうような音楽の力。こんな魔法が、この曲にはあるんです。

最後のバリエーションでは、バッハの深い慈愛の心に包まれます。「君はそれでいいんだよ。」「そうだ、自分は大丈夫だ。」自己肯定の心に満ちるでしょう。

そして再びアリア。澄みきった心で、安心して眠りへと入る・・・。こういうプログラムを組んだバッハ。なんて優しい人なんだろう。感心しきり。


ところでこのゴールドベルク変奏曲、もともとは2段鍵盤のチェンバロで演奏するものです。
2段鍵盤・・・。1段のピアノで演奏するこの難しさ!
手が絡み合っているわけで。
やっぱりこの曲も超絶技巧の仲間入り!

2012年12月10日月曜日

ラフマニノフ編曲 パルティータ

ヴァイオリンの至宝、バッハの「パルティータ」をラフマニノフがピアノ用に編曲したこの作品・・・

あまり難しそうには聞こえないであろうこの作品・・・

実は、超絶技巧の連続!!

超絶技巧といえばこの曲、のリスト「ラ・カンパネッラ」よりも難しいのでは?という感じ。


ラフマニノフは身長2メートルで、手もとても大きい。
片手で12度の音程を押さえることができて(1オクターブは8度)その上、関節もとても柔らかかったそう。

日本人の女性である私の手には、大変な一曲。
だけど・・・こんなことで武士は負けませんよ!
(いつから武士になったの?女だし。・・・ただ古武術をやっているから、その身体の使い方で工夫できるのが面白いところ)

それからこの曲は、奏でる価値がある。
まばゆい光に満ちあふれて、音の一つ一つが聴く人の心に喜びを運んでくれるから。

乞うご期待♪


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