2018年7月26日木曜日

聴き比べ

このところ、プロコフィエフのピアノコンチェルト3番の中毒性にはまって、利き酒ならぬ聴き比べを楽しんでいた。

若い頃のアルゲリッチもなかなか良い。
チェロのデュ・プレとかアルゲリッチの
この頃の真っ直ぐでとんがった感じ、好きだな。

今は巨匠な指揮者プレヴィンが必死に頑張ってる姿が楽しいのと、
曲の冒頭クラリネットで始まって、次にヴァイオリン映って左側の人の
節操のないヴィブラート(笑)とか、もういちいち面白い。




同じくアルゲリッチ
これはいつのだろう?

オーケストラが恐ろしくダサいけど
(指揮者がどうにもこうにもなぁ・・)
ピアノはキレッキレで素晴らしい。




次はアシュケナージ。
アルゲリッチの若い頃のと同じ時期に録音されていて、指揮は同じくプレヴィン。
アシュケナージの美しく硬質な音色が活きている。




今度は指揮がアシュケナージで、ピアノはキーシン。
演奏にも時代の流行りがあって、これはだいぶ最近のスタイルだ。
細部まで丁寧に提示してみせる辺りが、現代スタイルと言っていいかな。




次はカペル。
かっこいい。。。。。
姿も音楽もかっこいいカペル。

この曲のピアノ冒頭、どのピアニストも颯爽と入ってくるんだけど、
カペルはね、もう、、洗練のレベルが桁違い。
しかもどうだろうこの極上のパラパラ弾きったら。
曲のラスト2分の見せ場も、いいなぁ。




今度は同じくカペルと、指揮はあの鬼才ストコフスキー。

余談。。
1940年、世界を驚愕させたディズニーのファンタジア。
指揮はもちろんストコフスキー。

ストコフスキーが振ると、プロコフィエフもファンタジアみたいに映像が見える音になる。魔法だな。
管楽器の効果音的な使い方、いななくようなヴァイオリンの高音。


ストコフスキー独特のドラマチックな音楽作りの中で、
そして "ストコフスキーの為のオーケストラ" の中で、
"カペル" が燦然と輝いているのがまた素晴らしい。

この頃巨匠だったストコフスキーがドラマチックにやりたい所を
若いカペルがさせてやらない箇所も、かなり好き(笑)




最後は作曲者セルゲイ・プロコフィエフ自身によるピアノで。
ピアニストとはまた違った輝きがあって大好きだ。
音という色彩が飛び跳ねて、私はこの上ない喜びに包まれる。。





番外編。
セルゲイ・プロコフィエフの孫、ゲイブリエル・プロコフィエフが作曲した「バスドラムのためのコンチェルト」の動画を見つけた。
ゲイブリエルはイギリス生まれで、インタビューにも答えている。



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